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『林修の仕事がうまくいく「話し方」講座』

『林修の仕事がうまくいく「話し方」講座』
林 修 監修

suhk

第230回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。
「仕事」に関わる様々なシチュエーションで役立つ「話し方」のフレーズ集です。
「今でしょ!」で有名な林先生の監修により、なるほどと合点のいく解説もついているので「仕事における話し方」に自信がない、不安があるという方にオススメです。


簡単な内容紹介
「信頼を得る」「褒める」「何かをお願いする」「謝罪をする」など、仕事をする時には仕事ならではの「話し方」を駆使しなければならない場面が沢山あります。
学生時代なら友達感覚で気楽にしゃべるだけで良かったのに……と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな「話し方」に悩む人に向けて、仕事で上手く話すコツを伝授し、実践的なフレーズから「話し方」のポイントを紹介してくれるのが本書です。
特に、「巻頭特別講義」と題された章で紹介されている「権威トレンド」の考え方は、仕事だけでなくプライベートでの「話し方」にも繋がるかもしれません。
ただただ「正しいことをしゃべっている」だけでは、必ずしも聞いてもらえるとは限らないのです。



例えば何かを依頼したり、交渉したりするとき、基本的に人は「会話」をしなければなりません。
メール等でのやりとりもありますが、ここぞという大切な場面では結局顔を合わせて話し合う必要がでてきます。
このように仕事で会話をしなければならない時には、その重要度や相手の立場によって、話し方を変えなければなりません。
何かをお願いするならそのお願いが認めてもらいやすいように、相手が目上の立場であれば粗相のないように。
仰々しい言葉を並べてもかえって分かりにくくなりますし、シンプルな言葉ではぶっきらぼうに聞こえてしまうかもしれません。
仕事で何かを「話す」必要があるとき、会話はリアルタイムに進行しますが、その中で人は瞬時に言葉を選ばなければならないのです。


さて、アザラシは仕事で「話す」ことが苦手だったりします。
特に苦手なのは、「直接の面識がほとんどない人に仕事を依頼しなければならないとき」の話し方です。
ただでさえしゃべるのが苦手なのに、断られたらどうしようとか、失礼があって相手を怒らせてしまったらどうしようと気をもんでいるうちに、時間ばかりが過ぎていきます。
ひとたび会話が始まってしまえば、そこで黙り込んでしまうわけにはいかないので、とっさに変なことを口走ってしまったり……。
恥ずかしい思いは沢山してきました。
こんなとき、気のおけない友人と飲んでいる時の威勢はどこに行ってしまったのかと、自分自身が恨めしくなったりもします。


本書はそんな「話し方」に不安を抱えている人にとって、まさに福音になりえる一冊でしょう。
「何かを依頼する」「相手に喜んでもらう」「感謝の気持ちを伝える」「自己主張をする」「お断りをする」など、仕事をする上で避けては通れないシチュエーションに則したフレーズが沢山紹介されています。
もちろん、そんなフレーズ全てをそっくりそのまま丸暗記するのは困難ですが、少しずつ使っているうちに「仕事をする上で必要な気遣い」のポイントを押さえた「話し方」が身に付くのではないでしょうか。
基本的に「使っていない知識」は定着しにくいものです。
「話し方」もまた、基本を押さえた上で繰り返し使用することでその知識も技術も定着するはずです。
本書はそんな実践に向けて最初の一歩をふみだすのにぴったりなのです。


もちろん、沢山おさめられたフレーズも大事なのですが、アザラシ的にオススメは上述した「権威トレンド」という考え方です。
そもそも、人は「自分の聞きたいことを聞く」という傾向があります。
逆にいえば、「聞きたくないことは聞こうともしない」ともいえます。
それでも相手に「聞いてもらわなければならないこと」というのはあるでしょう。
そんなとき、どうすれば良いのか?
例えば、伝えなければならない内容そのものを変えることは出来ませんが、相手が聞いてくれやすそうな話し方、話のもっていき方は出来るかもしれません。
あるいは、伝えるタイミングを変えることで聞いてもらえるかもしれません。
こんな「伝わりやすさの傾向」こそが「権威トレンド」なのです。
具体的な内容は本書を読んで頂くとして、この考え方は仕事だけでなくプライベートでの話し方にも大切かもしれません。


というわけで、仕事における「話し方」について学ぶことができるとても面白い一冊でした。
フレーズの一部はメール等でも使えるでしょうから、早速使ってみようかと思っています。
ご紹介、ありがとうございました。


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コメント

非公開コメント

No title

わたしも話すことは苦手です。
それでもウン十年も会社員として生きてきたので、それなりに話すことは出来るし、コールセンター業務もやってきたので、電話での会話はじつは得意です。
でも、会議などでの発言は全然ダメでした^^;

確かに自分の聞きたいことを聞くというのは、すごくうなずけます!
あー、考えてみれば、これから職探しをして面接を受けなくちゃだから、この本は読んでみようかなあ(笑)

七迦寧巴さん

コメントありがとうございます!
会議での発言って、難しいですよね。
言いたいことをリアルタイムでまとめて的確に要点を伝えなければならない、なんて意気込んでしまうとかえって言葉が出てこなくなったりして……。
場数を踏めばできるようになるのかもしれませんが、今のことろ僕も苦手です。

社会人としてキャリアのある七迦さんの場合、あまり目新しいフレーズはないかもしれませんが、巻頭の特別講義の部分は目から鱗が落ちるような面白さがあるかもしれません。
もしも機会があったら是非ご覧になってください。