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『文章力の基本 : 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』

『文章力の基本 : 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』
阿部 紘久

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第198回は、Twitterでご紹介いただいた本です。
普段から意識しているつもりでも、いざ書こうと思うと難しい、読みやすい文章を書くためのヒントが詰まった指南書です。
仕事で書く文章から趣味で書く文章まで、文章を書きたいと思っている全ての人にオススメします。


簡単な内容紹介
読む人にきちんと伝わる文章を書くにはどうしたらいいのでしょう?
本書は文章を書く上で必要な77のテクニックを紹介しています。
紹介されているのもすぐに使える実践的なテクニックばかり。
分かっているようで難しい「てにをは」の使い方から、共感を呼ぶように書くための方法まで、具体的な例文と改善例がついているので自分の文章を見直したい方の参考にもなるでしょう。



文章を書くのは難しいものです。
もちろん、アザラシはこんなブログを書いているだけあって、文章を書くことが好きです。
仕事で文章を書くことも多く、毎日なんらかの文章を書いています。
それでも派手な文体や表現に拘ってしまったり、複雑な状況を説明するために冗長な文章になってしまったり、もっとスッキリと分かりやすい文章にならないものかと、反省することは多いです。
細かい言葉の使い方ができているか、日本語の文法として正しい表現ができているのか、というと実は不安だらけです。


そもそも、アザラシが書いた文章は誰にとっても読みやすい文章なのでしょうか?
自分自身が書いた文章は、どうしたって自分自身にとっては読みやすい文章になってしまいます。
書きたいことが頭の中にあってそれを文章という形で出力しているため、自分で書いた文章を読み返した時には「文章を書いていた時の思考」を自動的に再生してしまっているからです。
この「文章を書いていた時の思考」を共有していない誰かがアザラシの文章を読んだ時に、アザラシが伝えたかった内容が相手に伝わっているのか、自信を持てませんでした。


本書を読んで特に勉強になったのは第2章の「自然な正しい表現で書く」でした。
特に微妙な「てにをは」の使い分けは、アザラシにとって苦手な領域です。
仕事で文章を書く時にこの「てにをは」の添削をされることが多く、その度に社会人として恥ずかしい思いをしていました。
本書はそんな微妙な「てにをは」の使い分けを豊富な例文とともに紹介しています。
単体で読むと違和感が分かりにくい文章でも、改善例の文章と並べて読むとあら不思議、断然改善例の方が意味の伝わる文章であると分かるのです。
暫くの間は本書を横に置きながら文章を書きたいくらいです。


もう一点、最も印象的だったのは第6章の「共感を呼ぶように書く」です。
これまでの記事を読んでうすうす感付いているかもしれませんが、アザラシは特に好きな物について語るとき、かなり前のめりな文章を書いてしまいます。
「とても」「かなり」「非常に」といった単語を繰り返し用いることも多いですし、どうしても「好き」という感情が先行してしまいます。
振り返ってみると、結局アザラシが伝えたいと思っていた内容は上滑りして、上手くお伝えできていなかったかもしれません。
それはそれで1つの形だったのかもしれませんが、少しでも読んでくださる方の立場を想像して書くことができれば、もっと別な表現になったのではないかと思うのです。
本書を読んで最大の学びになったのは、「読む人の立場を想像して文章を書く」というのが読みやすい文章を書くための第一歩であると思えたことでした。


これからも読みやすい文章になるように心がけながら、自分自身でも楽しく文章が書けるようになりたいですね。
ご紹介、ありがとうございました。

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コメント

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No title

これは手元に置いておきたい本になりそうですね。
わたしも早速チェックしてみます。
「てにをは」は難しいですよね。自分もそうですが、これがうまく書けないがために
読みづらい文章はたくさんあると感じます。

共感を呼べる文章・・・書けたらいいなあ(笑)

Re: No title

「てにをは」は本当に難しいですよね。
仕事の文章でもしょっちゅう間違えて恥ずかしい思いをしてしまいます。
この本はコンパクトで要点もシンプルにまとまっているので、手元に置いておくのにオススメです。