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『Google AdSense マネタイズの教科書 [完全版]』

『Google AdSense マネタイズの教科書 [完全版]』
のんくら(早川 修)/a-ki/石田 健介/染谷 昌利

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第122回の今回は、いつもと毛色の違う本書の感想とオススメポイントを紹介いたします。
「Google Adsense」を使って稼ぎたい!という人のために書かれた一冊なのですが、後述する理由により、「稼ぐ」ことに抵抗感がある人にもオススメしたい一冊です。
なお、アザラシは本書をヒデヨシさんのこちらのブログで知りました。
ご紹介、ありがとうございました。


簡単な内容紹介
「はじめに」の記載によれば、本書は『10年先も生き残るAdSense戦略』というセミナーをきっかけに、のんくら氏が中心となってAdSenseを使って収益を出し続けるためのノウハウ本を世に残そう、というコンセプトで執筆された一冊です。
「Google AdSenseの収益が安定する『オーソリティーサイト』作成のノウハウ」を中心に執筆された本書には、10年先にも残る、本当に魅力のあるサイトを作るためのエッセンスが詰まっています。



さすがに世情に疎いアザラシでも、アフィリエイトだったり本書が取り上げているGoogle AdSenseというキーワードを聞いたことくらいはあります。
そうした仕組みを巧く駆使すれば、ブログや情報サイトを運営してそこから収入を得ることも不可能ではない、というところも理解しているつもりです。
ただ、ではアザラシ自身がそんな仕組みを利用して収入を得ようと思っているのかというと、本書を紹介しておいて申し訳ありませんが、その予定はありません。
正直、「収入が月に○万円」とか「PV数が月に○件」とか、華々しい文言を見かけても、アザラシ自身がそんなこと出来るのか?という意味でうさんくささを感じて、抵抗感を抱いてしまうのです。


とはいえ、そうやって華々しく収益をあげるサイトや、PV数が常に維持されているブログが悪いのか、というとそんなことはありません。
そもそも、安定して稼ぐことができるのも、アクセス数が保たれているのも、そのコンテンツが閲覧者の需要に合っているからに他なりません。
検索エンジン等を通じて必要なテーマに直接にアクセスできるキーワードが設定されていて、知りたいと思っている情報が過不足なく掲載されており、かつそのページにたどり着くのに無駄なストレスがない、という前提条件が成り立ってはじめて本書が提唱する『オーソリティーサイト』は成立するのです。
「安定して稼ぐことが出来るサイト」には、「稼ぐことが出来るくらいに閲覧者にとって魅力的で長期的にその価値を維持できるサイト」であるという必然性があるのです。


本書は短絡的に「稼ぐ方法」を説くのではなく、基本的にこの「魅力的」で「維持可能」なサイトを作るにはどうしたらよいか、というかなり具体的な方法を丁寧に解説してくれています。
具体例として実際に参考になるサイトも紹介されており、この考え方の重要性は実際に見てみるとよく実感できるのではないでしょうか。
アザラシ自身ものんくら氏が作成した「Sophisticated Hotel lounge」を拝見させていただいて、かなりの衝撃を受けました。
こんな素敵なサイトだったら、確かに「また見に行きたい!」と思いますし、そうやって見ているうちに自然と広告をクリック、してしまうかもしれません。
もちろん、AdSenseの具体的な使い方についても解説されているので、実際に自分でサイトを作って収益を得たいと思っている、AdSenseを利用している、という方にとって参考になる内容が盛りだくさんです。


その一方で、本書が「魅力的」で「維持可能」なサイトを作るにはどうしたらよいかを重点的に説明してくれているからこそ、アザラシのような「稼ぐこと」を目的としていない人間にとってもよい刺激になる可能性を持った一冊なのです。
まぁ、このブログもあくまでも趣味でやっているブログですから、誰に何といわれようと関係なく好きなように書いていても良いのです。
そうはいっても、見てくださる方が増えればそれは純粋に記事を書くモチベーションに繋がりますし、記事を読んで「この本を読んでみたい!」と誰かに思っていただけたとすれば純粋に嬉しいものです。
毎回アザラシの思いの丈を書き散らかしていてもよいのですが、少しでも誰かのお役に立てるようなブログにするのも大事なことです。
と、そうやって考えてみると、「稼ぐ」ためのブログにするかどうかは別として、例えばちょっとでもわかりやすい「特集」ページを作ってみようとか、オススメのポイントがわかりやすいような記事にしてみようとか、色々と試したいことがでてくるのです。
本書のおかげで、ブログを続けるのがますます楽しくなりそうです。
というわけで、本書の趣旨からはずれた言い方ですが、「稼ぐ」ことに抵抗感がある方にもオススメしたい一冊です。


なお完全に蛇足ですが、アザラシがブログで「稼ぐ」ことに消極的である最大の理由は、現実的にこのブログで稼げると思っていないからです。
が、その一方で「広告」というものに対して無駄に苦手意識を持っているから、というのもあります。
今回、なぜそんなに苦手意識を持っているのか思い起こしてみたのですが…、フィリップ・K・ディックの短編小説『CM地獄』を読んだことがあるからかもしれません。
あのラスト、かなりのトラウマになってるんですよね…。

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コメント

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No title

ほぼ毎日更新してる別ブログは Analytics を使用してます。
当時(数年前)はどんな検索ワードでたどり着いてきてるのかが知りたくて
Analytics はマメにチェックしていたのですが、今は覗きにも行ってないです(笑)
AdSense からも月に何度かメールが来るので登録してるのかしら。
広告を貼るのが兎に角キライなので、全く活用してないです^^;

『CM地獄』めちゃめちゃ気になります!!

七迦寧巴さん

Google Analyticsですね。
FC2ブログにもアクセス解析の機能はありますが、これも使いこなせていない自分としては、もう少し色々勉強した方が良いのかもしれません。

『CM地獄』は、ハヤカワ文庫の『まだ人間じゃない』に収録されています。
表題作からしてなかなかにインパクトのあるSF短編集なので、精神的に元気な時に読んだ方が良いかもしれません。
以前読んだ本なのですが、せっかくなので近日中に記事にしてご紹介させていただきます。