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『新訳版 愛するということ』

『新訳版 愛するということ』エーリッヒ・フロム鈴木晶 訳第213回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。「愛する」ということはどういうことでしょう。「愛される」ではなく、「愛する」という能動的な行為はどのように理解し、実践することができるでしょう。「愛なんて虚数のような概念を生み出さなければ、僕らは人生に解を導くこともできない」などと言葉遊びのような戯れ言ばかり言うアザラシですが、真面目に「...

『ベーシックインカム』

『ベーシックインカム』井上 真偽第212回の今回は、画像からは伝わらないかもしれませんが、まずは装丁の素晴らしさに惹かれて手に取ったこちらをご紹介します。どう素晴らしいのかは、是非とも実際に手に取って確認して頂きたいのですが、アザラシは一瞬で心を奪われました。内容も遺伝子操作やAIといった先端技術のその一歩先を感じさせる秀逸なSFミステリ短編集で、現実の延長にある物語に心惹かれるタイプの方には全身全霊を込...

『フリーランス医師のつくりかた 絶対にフリーランス医師として成功するための解説書』

『フリーランス医師のつくりかた 絶対にフリーランス医師として成功するための解説書』おると第211回の今回は、ちょっとセンセーショナルなタイトルのこちらをご紹介します。「フリーランス医師」とはどんな医師なのか?イメージし易いのはブラックジャックや大門未知子あたりかも知れませんが、はたして……。簡単な内容紹介「医師」と一言でいっても、実際には様々な働き方をする医師がいます。大学の「医局」という集団に所属して...

『あの研修医はすごい! と思わせる 症例プレゼン〜ニーズに合わせた「伝わる」プレゼンテーション』

『あの研修医はすごい! と思わせる 症例プレゼン〜ニーズに合わせた「伝わる」プレゼンテーション』松尾 貴公・水野 篤第210回の今回は、オススメする対象が明らかに限定されているこちらの一冊をご紹介します。とはいえ、必ずしも研修医の先生だけにオススメする本、というわけではありません。研修医の先生に指導をする側、上級医師の先生にとっても、かなり参考になる一冊なのではないでしょうか。簡単な内容紹介医学部を卒業し...

『Gene Mapper -full build-』

『Gene Mapper -full build-』藤井 太洋第209回の今回は、遺伝子設計による農作物のコントロールが可能になった世界を描く、心躍るSFの本作をご紹介します。拡張現実の技術でアバターを使用しながら遠隔地にいる人との会議や、フルスクラッチで遺伝子設計された農作物のデータを取り扱うシーンの描写は、現実世界の延長と感じられるリアリティーがありながらもスタイリッシュで一気に虜になれるはずです。手に汗を握るようなスリリ...

『華氏451度』

『華氏451度』レイ・ブラッドベリ伊藤 典夫(訳)第208回目の今回は、本が好きな人にとって少し重たい設定のディストピア小説であるこちらをご紹介します。本を読むことも、所持することも禁じられた世界というのは、想像するだけでも気が滅入りそうです。そんな世界を想定するからこそ見えてくる「本を読むこと」の意味とは何なのか?立ち止まって考えたくなる一冊です。簡単なあらすじ華氏451度、それは本が引火する温度。即物的...

『私の幽霊 ニーチェ女史の異界手帖』

『私の幽霊 ニーチェ女史の異界手帖』朱川 湊人第207回の今回は、なんだか不思議なタイトルに惹かれたこちらをご紹介します。アザラシは出張先の本屋さんで本書を手に取りました。「幽霊」「異界手帖」とあるから怖い話なのかな?と思っていましたが、身の毛もよだつ怖い話、ではありません。カテゴリはどちらかというとミステリーチックなファンタジーといったところでしょうか。簡単なあらすじ「ニーチェ女史」こと雑誌編集者で...

『人を動かす』

『人を動かす』デール・カーネギー山口 博(訳)第206回の今回は、ビジネス書の「古典」ともいうべきこちらのご紹介です。初版の発行が1936年ですから、実に70年以上も昔に書かれた書物ということになります。度々改訂されたとはいえ、半世紀以上経った今でも読む人に強い影響を与える、まさに不朽の名作といえるでしょう。簡単な内容紹介アメリカにおける成人教育、人間関係研究の先覚者といわれたデール・カーネギー先生は、話術...