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『アザラシの100冊 101〜200』

『アザラシの100冊 101〜200』いつもブログ『アザラシの本棚』をご覧になってくださりありがとうございます。アザラシでございます。先日の『製造人間は頭が固い』の記事をもってこのブログの記事が200回を迎えました(4月1日の記事などはカウントしておりません)。振り返ってみれば、前回の『アザラシの100冊』記事が2018年9月25日の記事でした。一年でおよそ100冊の本を紹介したわけで、まずまずのペースだったのではないかと思...

『製造人間は頭が固い』

『製造人間は頭が固い』上遠野 浩平第200回は、あの『ブギーポップ』シリーズの核心にせまる対話集であるこちらをご紹介します。もちろん『ブギーポップ』シリーズを読んでいなくても本書を単体で楽しむことは可能です。ただし「最強人間」というキーワードだけで固有名詞が思い浮かぶくらいの状況で読むほうが、すんなりと楽しめるかもしれません。状況設定や人物設定をすでに知っている方がスムーズに内容を理解できるから、とい...

『猫を抱いて象と泳ぐ』

『猫を抱いて象と泳ぐ』小川 洋子第199回は、タイトルからはちょっと内容が想像しにくいですが「チェス」を題材にした小川洋子先生の傑作をご紹介します。小川洋子先生の作品をご紹介するのは『博士の愛した数式』『凍りついた香り』『海』に続いて4作品目です。「静謐にして美しい」などと評されることの多い小川先生の作品群の中でも、おそらく最高傑作の1つに挙げられる作品でしょう。アザラシは読んでいて、ふと気付いたら涙...

『文章力の基本 : 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』

『文章力の基本 : 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』阿部 紘久第198回は、Twitterでご紹介いただいた本です。普段から意識しているつもりでも、いざ書こうと思うと難しい、読みやすい文章を書くためのヒントが詰まった指南書です。仕事で書く文章から趣味で書く文章まで、文章を書きたいと思っている全ての人にオススメします。簡単な内容紹介読む人にきちんと伝わる文章を書くにはどうしたらいいのでしょう?本書...

『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』

『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』堀江 貴文第197回の今回は、あの堀江氏が飲食店経営について書いたこちらをご紹介します。アザラシは本書をKindleで読みました。Amazon prime会員だと、なんと無料で読むことが出来るのです。非常に理論的でわかりやすく、かつとにかくわかりやすい文章で、あっという間に読める一冊。飲食店経営に行き詰まっている、または飲食店経営に興味があるけれど一歩が踏み出せない、という方...

『小説 天気の子』

『小説 天気の子』新海 誠第196回の今回は2019年7月に公開された新海誠監督の映画『天気の子』の小説版です。文字を読んで意味を理解して情景を想像して感じて考えるという一連の能動的な「小説を読む」という作業により、より深く『天気の子』という物語を追いかけることができる一冊です。もちろん、映画として(特に映画館で)観て聴いて味わうことで得られる体験というものもかけがえのない体験だと思いますが……。簡単なあら...

『百花』

『百花』川村 元気第195回の今回は、現代社会における「家族」をテーマに描いたこちらをご紹介いたします。アザラシは恋愛小説が好きなのですが、その一方で「家族」をテーマにした小説も好きだったりします。若干宣伝っぽいですが『短編集 かなたのぼくから』には「家族」をテーマにした作品も含まれているくらいですから……。というわけで「家族小説」というカテゴリを作ってみました。過去の「"純"文学」カテゴリの作品も適宜変...

『遠すぎた輝き、今ここを照らす光』

『遠すぎた輝き、今ここを照らす光』平山 瑞穂第194回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらになります。かなり久しぶりの更新になってしまいました。カテゴリを「お仕事小説」にしていますが、雑誌記者と石膏像職人が主人公なので、あながち間違っていないと思うのです。簡単なあらすじ中学生時代の同級生であった小坂井夏輝と瀧光平。誰とも等しく優しく接する夏輝と、自身の世界にこもって孤立する光平。正反対な性格の二...