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『人魚の眠る家』

『人魚の眠る家』東野 圭吾第154回の今回は、映画化もされてご存知の方も多いかもしれないこちらをご紹介いたします。「臓器移植法」が起こし得るジレンマをコンセプトにした確かな読み応えの作品ですので多くの人に知ってもらいたい作品です。相変わらずカテゴリが「?」ですが気になさらないでください。簡単なあらすじ夫婦仲は冷えきり、離婚を考えていた和昌と薫子夫婦。しかし、六歳の娘である瑞穂がプールでの事故により脳機...

『傲慢と善良』

『傲慢と善良』辻村 深月第153回の今回もTwitterでご紹介いただいたこちらです。厳密にいえばネイネイさんのこちらのブログで紹介されていた記事を読んで「読みたい!」と手に取りました。書店で見かけて買おうか買うまいか悩んでいた時に背中を押して頂いた記事です。是非、上記のリンクも辿ってみてください。簡単なあらすじ三十代後半の架は、婚活の末に二年間付き合った恋人と結婚を控えていた。しかし、ある日突然婚約者がい...

『「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。人を奮い立たせる50の言葉』

『「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。人を奮い立たせる50の言葉』サイモン・シネックイーサン・M・アルドリッジ:作画鈴木 義幸:監訳こだま ともこ:訳第152回の今回は、これまたTwitterでご紹介いただいたこちらになります。絵本仕立てで、短いながらも胸を震わせる熱い言葉と、イメージが湧く可愛らしいイラストが印象的な一冊です。何度でも読み返したくなる本ですので、日々「良いリーダーになるってどうすればいい...

『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』

『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』三浦 しをん/岡元 麻理恵第151回目の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらになります。もう少し正確に書くと、ドメニコさんという方がこちらのブログで紹介してくださいました。アザラシが思わず「この本を読みたい!」と思った記事なので、もし良ければ上記のリンクをたどってみてください。三浦先生の軽快な文章で書かれる体験記と、岡元先生の的確で気取りすぎない解説のおかげで、ワ...

『猫語のノート』

『猫語のノート』ポール・ギャリコ写真:西川 治訳:灰島 かり第150回目の今回は、以前ご紹介した『猫語の教科書』の姉妹篇であるこちらのご紹介です。表情豊かな猫達の写真と、猫の「ことば」で綴られた詩は、猫好きならもだえる程の可愛らしさ。後半におさめられたポール・ギャリコ先生による猫にまつわるエッセイも、読んでいて楽しくなってしまうこと請け合いです。簡単な内容紹介猫好きで知られるポール・ギャリコ先生が、猫...

『若き数学者のアメリカ』

『若き数学者のアメリカ』藤原 正彦第149回、素数回である今回はTwitterでご紹介いただいたこちらです。味わい深い文章を書かれるエッセイストとしても定評のある数学者、藤原先生のアメリカ留学時の紀行文になります。リズム感のある文章と、感性に裏打ちされた描写が魅力の、非常に楽しい一冊です。簡単な内容紹介1972年、アメリカのミシガン大学に研究員として招かれた若き数学者。藤原正彦先生は単身でアメリカの地へと渡りま...

『星に願いを、そして手を。』

『星に願いを、そして手を。』青羽 悠第148回の今回は宇宙への憧れを主題として「夢」を爽やかに描いた本作をご紹介いたします。最初にお断りしておきますが、間違いなく傑作です。誰しも夢中になれるものをみつけられなかったり、夢を見ることに怯えたり、夢を諦めたり、夢に破れたり、夢を追うことに疲れたりすることはあるでしょう。そんな全ての人にオススメしたくなる、胸の熱くなる一冊です。簡単なあらすじ科学館でともに過...

『猫語の教科書』

『猫語の教科書』ポール・ギャリコ灰島 かり(翻訳)第147回の今回は、猫が猫のために書いた教科書、という設定の本書をご紹介します。と、偉そうに書きましたがアザラシも本書をTwitterでご紹介して頂きました。カテゴリに「?」と思われる方も多いかと思いますが、猫が「人間の家をのっとる方法」を説いた本ですので、れっきとした「ビジネス」です。…怒らないでくださいね?簡単な内容紹介本書は、とある家で飼われていると思わ...

『Her-2: The Making of Herceptin, a Revolutionary Treatment for Breast Cancer』

『Her-2: The Making of Herceptin, a Revolutionary Treatment for Breast Cancer』Robert Bazell第146回、随分久しぶりの更新になってしまった今回は、乳がんの治療戦略を大きく変えた薬剤「ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)」開発の歴史を描いたノンフィクションであるこちらです。翻訳版である『ハーセプチンHer‐2―画期的乳がん治療薬ハーセプチンが誕生するまで』も出版されています。乳がんがテーマの中心ですが、広...