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『凍りついた香り』

『凍りついた香り』小川 洋子第145回の今回も、Twitterでご紹介いただいたこちらです。カテゴリを「恋愛もの」にしようか悩みましたが…結局「"純"文学」に落ち着きました。タイトルにもある「香り」がテーマの1つになっている作品で、読んでいるとほのかに香りが漂ってくるかのよう。アザラシのような香り好きには堪らない一冊です。簡単なあらすじある日突然、恋人にも理由を告げずに自ら命を絶ってしまった調香師。残された恋人...

『小児病棟の四季』

『小児病棟の四季』細谷 亮太第144回の今回は、Twitterでご紹介いただいたエッセイ集であるこちらです。小児科医として小児がんの患者さん達と向き合ってきた細谷 亮太先生だからこそ書ける優しさ溢れる文章が最大の魅力です。生きることの美しさと悲しさがじんわりと胸にしみ込む心温まる一冊です。簡単な内容紹介小児科医である細谷先生の専門は白血病をはじめとした血液腫瘍。そして細谷先生は俳人でもあります。医学の進歩によ...

『内なる宇宙』

『内なる宇宙』ジェイムズ・P・ホーガン訳:池 央耿第143回の今回は、あの『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』三部作の続編にあたるこちらのご紹介です。『星を継ぐもの』三部作は確かに『巨人たちの星』で完結しているのですが、やっぱり続編となると嬉しいですね。なお、シリーズ物の作品であるため、前作までのネタバレを含んでいる点はご容赦ください。簡単なあらすじ前作での架空戦争に敗れた惑星ジュ...

本が好き!というあなたにオススメしたい本 5選

本が好き!というあなたにオススメしたい本 5選平素より大変お世話になっております。アザラシです。第3回目の「特集記事」のテーマはずばり「本が好きな人にオススメする本」です。本が好きだからこそ分かる描写の数々。本を読むことの新しい一面を教えてくれて、あなたの読書生活を一段と素敵にしてくれる本を、これまで紹介した本の中から厳選してみました。ここで紹介した本を読んだらきっとあなたも思うはず『諸君 私は読書が...

『星のかけら』

『星のかけら』重松 清第142回の今回は、少年少女や家族を描く小説の名手としてアザラシが敬愛している重松清先生のこちらをご紹介いたします。アザラシは本書を出張先、倉敷市のオシャレな書店で購入しました。旅先で本を買うって、なんだか心がうきうきしませんか?簡単なあらすじ小学六年生のユウキは、学校でいじめられています。ある日、塾の友達であるマサヤから「持っているとどんなきついことにも耐えられるお守り」の噂を...

『82年生まれ、キム・ジヨン』

『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ斎藤 真理子 (翻訳)第141回の今回は、近いようで知らないことも多いお隣の国、韓国で書かれ大ヒットしたという本作をご紹介いたします。と書いたものの、アザラシも本書をTwitterでご紹介いただいたのですが。…まぁ、気を取り直して、前回ご紹介した作品に引き続き「女性」を描いた作品でありながら、切り口はかなり異なります。そのため、本作は女性のみならず男性にも、むしろアザラ...

『スコーレNo.4』

『スコーレNo.4』宮下 奈都第140回の今回は、以前こちらの記事のコメント欄でご紹介いただいた作品であるこちらです。ご紹介いただいてから実に半年以上経過してしまいましたので、紹介してくださった方には大変失礼をいたしました。アザラシが無礼を働いた話はもはや取り返しもつきませんが、ご紹介いただけたのも納得の、静かで丁寧な文章と、ストレートに爽やかな物語が魅力の作品でした。男性が読んでも確かに感動できる作品だ...

『検索男』/『星占い女』

『検索男』/『星占い女』月山 蛍いつもお世話になっております。アザラシです。今回は、アザラシの別名義、月山 蛍での活動内容を紹介する内容になります。自分が書いた話、なのでようするに「広告」なのですが、ご容赦ください。簡単なあらすじ恋愛経験の乏しい僕は、職場で一人の女性と出会う。仕事に対する真面目な姿勢と、ふんわりとした可愛い雰囲気に惹かれた僕は彼女に近づこうとします。彼女との会話をヒントに、彼女が好...

『本を守ろうとする猫の話』

『本を守ろうとする猫の話』夏川 草介第139回の今回は、表紙の少年と向き合う猫が可愛いこちらのご紹介です。タイトルにもあるようにテーマはずばり「本」。本が好きという方にこそオススメしたい一冊です。簡単なあらすじ古本屋を営む祖父と二人暮らしをしていた高校生の夏木林太郎。祖父の急な死によって、ひとりぼっちになってしまいます。もともと引きこもり気味だった夏木は、学校にも行かず祖父との思い出の古本屋にこもって...