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『変数人間』

『変数人間』フィリップ・K・ディック大森 望 編第138回の今回は、SF界の巨匠、フィリップ・K・ディック先生の短編傑作集からこちらのご紹介です。例の『CM地獄』もおさめられています。が、やはり一番オススメしたいのは表題作でもある『変数人間』。ワクワク、ドキドキできること必至のSFの王道らしい傑作です。簡単なあらすじ核戦争後、シェルターの中で暮らす人々は謎の人形遊びに興じる『パーキー・パットの日々』。言葉遊び...

『ハロー・ワールド』

『ハロー・ワールド』藤井 太洋第137回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。「今」ある設定を使って描かれているにも関わらず、「未来」を感じることができるSF短編連作集です。身近に使っているインターネットの裏側ではこんな「闘い」が繰り広げられているのかも、とワクワクできること請け合いの文字通り近未来SFですので、プログラミングやインターネットビジネスに興味がある方にもオススメです。簡単なあらすじ...

『祖国とは国語』

『祖国とは国語』藤原 正彦第136回の今回は、『天才の栄光と挫折 数学者列伝』の筆者、藤原先生が書いたエッセイ集であるこちらです。アザラシは本書をTwitterでご紹介いただきました。藤原先生の教育論を含んだ本書は、その内容が多岐に渡っているためにどんな方にオススメかと言われると難しいのですが、アザラシは本書を面白く読ませていただきました。簡単な内容紹介数学者の藤原 正彦先生が2000年から2003年頃までの間に執筆...

『彼女の知らない空』

『彼女の知らない空』早瀬 耕第135回の今回は、アザラシが定期購読している小学館の文芸誌『qui-la-la』から早瀬 耕先生の作品であるこちらです。なお、写真はアザラシが撮った夕日の写真ですので、内容とは関係ありません。昨今の国際情勢や国内情勢を考えると、決して「絵空事」とは言い切れないテーマを描いた短編であり、そのままの現実にならないことを願って、より多くの方に読んでもらいたい作品です。簡単なあらすじ北海道...

『早朝始発の殺風景』

『早朝始発の殺風景』青崎 有吾第134回の今回は、謎が潜んだ日常のワンシーンを描いたミステリ短編集であるこちらをご紹介いたします。鮮やかな謎解きに思わずハッとさせられること必至の青春ワンシチュエーションミステリー。爽やかなミステリを読んでスッキリした気分になりたい!という方にオススメです。簡単なあらすじ早朝の始発電車で、ドリンクバーのあるファミレスで、遊園地の観覧車で、高校生達は日常に潜んだ謎を解きま...

『海炭市叙景』

『海炭市叙景』佐藤 泰志第133回は、Twitterでご紹介いただいたこちらのご紹介です。41歳の若さで1990年に自死した作家、佐藤 泰志先生の遺作となった作品です。函館市をモデルにした架空の地方都市、海炭市を舞台に、様々な人生のワンシーンを情景ごと切り取った短編集。じっくりと心にしみ込むような、人々を静かに描く作品が好き、という方には全力でオススメしたい一冊です。簡単なあらすじ1980年代後半、冬。炭坑は閉鎖され、...

『巨人たちの星』

『巨人たちの星』ジェイムス・P・ホーガン訳:池 央耿第132回の今回は、『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』に続く三部作の完結編であるこちらのご紹介です。例によって、シリーズ物の作品であるため、前作までのネタバレを含んでいる点はご容赦ください。前2作から続く、人類の起源を巡る謎はどう決着するのか…。有名SFシリーズ、堂々の完結です。簡単なあらすじ前作で地球を飛び立ったガニメアンの宇宙船。宇宙船が飛び立...

『僕たちの小指は数式でつながっている』

『僕たちの小指は数式でつながっている』桜町 はる第131回の今回は、Twitterでご紹介していただいたこちらです。タイトル、表紙からもお察しの通り、カテゴリは「恋愛もの」。しかも数学絡みとあっては、アザラシ好みでないはずがありません。予想通り、数学も絡みつつの爽やかなストーリーが魅力の物語で、ピュアでストレートな恋愛ものが好みという方にオススメの1冊です。簡単なあらすじ友人を作らず、クラスでも孤立している高...

医療職をめざすあなたに そっとオススメしたい本 8選

医療職をめざすあなたに そっとオススメしたい本 8選平素より大変お世話になっております。アザラシです。第2回目の「特集記事」のテーマはずばり「医療職をめざす人にオススメする本」です。これまでの記事でそれとなく察している方もいらっしゃるかもしれませんが、アザラシも普段は医療系の仕事をしています。そんなわけで、ちょっとだけ偉そうに、医療職になりたいという方にオススメする本をご紹介したいと思います。なお、紹...

『働き方 1.9 君も好きなことだけして生きていける』

『働き方 1.9 君も好きなことだけして生きていける』ヒロシ第130回の今回は、『ビジネス』カテゴリからこの1冊をご紹介いたします。筆者は、「ヒロシです」のネタで一世を風靡した芸人ヒロシさん。ある時期を境にテレビへの出演もなくなり、追いつめられていたヒロシさんがたどり着いた新しい働き方の境地とは。「好きなこと」だけをして生きるとはどんな生き方なのか。オールラウンダーになれない、器用になんて生きられない、と...