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『思い過ごしの空』

『思い過ごしの空』早瀬 耕第128回、2018年最後の今回は、早瀬先生の最新作、短編であるこちらをご紹介いたします。本作は小学館の月刊文芸誌『qui-la-la』1月号に掲載されています。アザラシの職場近くの書店には取り扱いがなかったため、ネットで注文しました。ネット注文なら、多少時間はかかりますがバックナンバーから取り寄せ可能です。簡単なあらすじ大手化粧品会社のスタッフ部門に勤務するぼくと、同じ会社の研究・開発部...

読めば数学が好きになる?数学にまつわるオススメ本 7選

読めば数学が好きになる?数学にまつわるオススメ本 7選平素より大変お世話になっております。アザラシです。以前読んだこちらの本に触発されて、『特集記事』というカテゴリを作りました。「これまでにアザラシが紹介した本の中から」という前提つきですが、テーマ別にオススメ本を紹介する企画です。第1回の今回のテーマは「数学」。数学が大好き!という方はますます数学が大好きに、数学が苦手という方には数学の新たな魅力に...

『天才の栄光と挫折 数学者列伝』

『天才の栄光と挫折 数学者列伝』藤原 正彦第127回、素数回の今回は数学者にまつわるノンフィクションである本書をご紹介いたします。なお、文庫版の解説は小川 洋子先生が書いています。小川 洋子先生といえば『博士の愛した数式』ですが、文庫版の『博士の愛した数式』で解説を書いたのは藤原 正彦先生です。これって、なんだか220と284のような構図じゃないですか?…違いますかね。簡単な内容紹介数学者である筆者が、歴史に燦...

『第1回 かめさま文学賞』

今回は、ちょっと趣向を変えて、『月山蛍』名義の活動内容、Twitterで行なわれたとある文学賞をご紹介しようと思います。その名も『かめさま文学賞』。その記念すべき第1回にアザラシも参加させていただきました。日本での利用者数が4500万人ともいわれるTwitterには実に様々な利用者がいます。その利用目的、というか投稿する内容も実に様々です。かくいうアザラシもTwitterを利用していますが、主に読んだ本の感想(「読了ツイー...

『星を継ぐもの』

『星を継ぐもの』ジェイムス・P・ホーガン訳:池 央耿第126回の今回は、1980年の出版からこのたび100版を達成したSF界屈指の名作であるこちらです。突然現れた謎にあらゆる学問を総動員して挑む様は、思わず胸が熱くなります。ある意味で人文科学・自然科学とあらゆる学問を志す方には是非オススメな一冊です。簡単なあらすじ月で見つかった、赤い宇宙服を着た遺体。調査の結果、その遺体の人物がなくなったのは5万年前だったとい...

『医者をめざす君へ』

『医者をめざす君へ』山田 倫太郎第125回の今回は、Twitterでご紹介していただいたこちらの感想です。医者だけでなく全ての医療職を目指す方にオススメの一冊です。著者はなんと中学生。素直な中学生らしいストレートな言葉の数々が心に響きます。簡単な内容紹介著者である山田 倫太郎君は、生まれつき心臓に疾患をかかえており、幼少期から入退院を繰り返してきました。ある時、4歳になった弟が『お兄ちゃんの病気を治すお医者さ...

『竜のグリオールに絵を描いた男』

『竜のグリオールに絵を描いた男』ルーシャス・シェパード訳:内田 昌之第124回は、なんと全長1.8 km、超弩級に巨大な「竜」が登場する本作の感想をご紹介いたします。竜が登場する物語ですが、いわゆる「剣と魔法のファンタジー」ではなく、もっと生々しくて、ちょっとダークな雰囲気のファンタジーです。出版社はあの「三倍精神」が有名な竹書房様。2018年には某漫画のアニメ化も大ヒットしましたし、このままの勢いで本シリーズ...

『CM地獄』

『CM地獄』フィリップ・K・ディック訳:浅倉 久志第123回の今回は、前回の記事で名前だけ紹介した本作です。30ページほどですぐに読める短編なのですが、アザラシに強烈な印象を残した作品でもあり、今回ご紹介させていただきます。ただし、最初にお断りしておきますが、非常に恐ろしく、後味の悪い作品です。本作をオススメするとしたら、世の中に対して非常にシニカルな見方をする方、でしょうか。なお、原題は『Sales pitch』で...

『Google AdSense マネタイズの教科書 [完全版]』

『Google AdSense マネタイズの教科書 [完全版]』のんくら(早川 修)/a-ki/石田 健介/染谷 昌利第122回の今回は、いつもと毛色の違う本書の感想とオススメポイントを紹介いたします。「Google Adsense」を使って稼ぎたい!という人のために書かれた一冊なのですが、後述する理由により、「稼ぐ」ことに抵抗感がある人にもオススメしたい一冊です。なお、アザラシは本書をヒデヨシさんのこちらのブログで知りました。ご紹介、あり...

『ひとつむぎの手』

『ひとつむぎの手』知念 実希人第121回の今回は、医療ミステリーが有名な知念 実希人先生のこちらです。Twitterでもたびたび読了ツイートを見かけていたので、ずっと気になっていたのです。実はアザラシ、知念先生の著作を読むのは本作が初めて、ということで大変期待して読ませていただきました。簡単なあらすじ大学病院の心臓外科で勤務する平良祐介は、ある日上司である赤石教授から3人の研修医を指導するよう命じられます。こ...