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『永遠についての証明』

『永遠についての証明』岩井 圭也第101回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。「101」という数字は、3桁の数字の中で最小の素数になっています。ちなみに、今回紹介する作品には「コラッツ予想」という、数学の未解決問題に関する話題が出てきます。このコラッツ予想は『ある自然数nに対して、・nが偶数のとき2で割る・nが奇数のとき3を掛けて1を足すという操作を繰り返すとき、どんな自然数から操作を始めても有限回...

『アザラシの100冊 1〜100』

『アザラシの100冊 1〜100』平素より大変お世話になっております。ブログ『アザラシの本棚』をご覧になってくださりありがとうございます。アザラシでございます。先日の『はてしない物語』の記事をもってこのこのブログの記事が100回を迎えました(4月1日の記事はカウントしておりません)。もともとは僕自身の自己満足で始めたブログでしたし、僕自身はけっこう飽きっぽい性格ですぐに更新も億劫になって辞めてしまうのではない...

『はてしない物語』

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ訳:上田 真而子、佐藤 真理子 第100回目の今回は、ファンタジー児童文学の古典とも言うべきこちらです。「子供の時に読んだ!」という方も多いのではないでしょうか?大人になって読み返してもまた新しい発見がある、文句なしに名作である一冊です。簡単なあらすじいじめられっ子のバスチアン・バルタザール・ブックスは、ある雨の日に入り込んだ古本屋で、『はてしない物語』という本に出会...

『The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜』

『The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜』乙一原著:荒木 飛呂彦第99回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。ファンから愛され続ける名作漫画、『ジョジョの奇妙な冒険』のノベライズ版です。しかも、第4部の世界観を踏襲した作品ということで、これはアザラシも熱くならずにはいられません。簡単なあらすじ舞台は『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の舞台である杜王町。原作でも狂言回し的な立ち位置だ...

『ノラや』

『ノラや』內田 百閒第98回の今回も、お世話になっている七迦 寧巴さんがご紹介してくださったこちらです。七迦さんにとっての『一番好きな本』ということで、背筋を正して読ませていただきました。美しくて格調があって、それでいて気取りすぎないユーモアに溢れた素敵な日本語に触れられる一冊です。簡単なあらすじ夏目漱石の門人であり、小説家、随筆家として知られる內田百閒先生はとあるきっかけで野良猫を飼い始めました。元...

『Boy's Surface』

『Boy's Surface』円城 塔第97回の今回は、これまたTwitterでご紹介いただいたこちらです。25番目の素数である「97」の数字にふさわしく、数理的恋愛小説とも称される本作ですが、当ブログでのカテゴリは『SF』とします。簡単なあらすじ表題作『Boy's Surface』を含む4編の短編と、その解説とされる1編が納められた短編集です。表題作の『Boy's Surface』では、数学者であるレフラーと一人の女性との間の恋が描かれています。ただ...

『さがしもの』

『さがしもの』角田 光代第96回の今回は、いつもお世話になっている七迦 寧巴さんが紹介してくださったこちらです。本にまつわる短編集ということで、アザラシとしては思わず「この感じ、わかるなぁ」としんみりした一冊です。簡単なあらすじ『開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう』旅行先の古本屋で出会った本、旅館の棚の中にあった本、恋人と共用していた本棚の本、そんな様々な本との物語が9編...

『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』

『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』小野 雅裕第95回の今回は、宇宙をめぐるノンフィクションのこちらです。宇宙が好きな人も、今のところあまり興味がない人も、読めばきっと宇宙に「魅せられる」こと間違いなし、の一冊です。簡単なあらすじ1957年、人類は初めて宇宙に人工衛星を飛ばすことに成功します。1969年、アポロ11号に乗った宇宙飛行士が月面を歩き、1976年には火星に観測機が着陸します。ジュール・ベルヌ...

『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』

『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』隙名 こと第94回の今回は、不思議なタイトルがいきなり興味をひくこちらです。アザラシは本書をTwitterで発見しました。色々と感想を書きますが、まどろっこしいので先に結論を書きます。本作は、あらゆる人にオススメの一冊です。簡単なあらすじ小学生の頃に不幸な事故で父親を亡くした駒田悟理が主人公の物語です。駒田はクラスでも目立たず友達もいない男子高校生...

『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』

『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』ラリー・ブルックス訳:シカ・マッケンジー第93回の今回は、ちょっと毛色が変わって創作に関する入門書と銘打ったこちらになります。アザラシは本書をTwitterでご紹介いただきました。カテゴリが「ビジネス」となって違和感満載ですが、ご容赦ください。簡単な内容紹介創作にまつわる数々のセミナーを主催し、自身もまたベストセラー作家である筆者が、創作に...