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『有頂天家族』

『有頂天家族』森見登美彦第24回目の今回は、偶然アザラシが職場の休憩室で見つけたこちらです。前回が淡々としたお話、でしたので今回はほっこりとしたハートフルストーリーってやつです。簡単なあらすじ変化の能力をもつ狸と、天狗と、人間が京都の街を舞台にドタバタの騒動を繰り広げるコメディータッチの物語。主人公は京都での狸一族の名門、下鴨家の三男である矢三郎です。矢三郎の口癖は「面白きことは良きことなり」で、毎...

『スカイ・クロラ』

『スカイ・クロラ』森博嗣第23回目は、飛行機好きにはたまらない『スカイ・クロラシリーズ』から、シリーズタイトルになっているこちらです。カテゴリがSFって、結構無理があるのですが、まぁ、その、ご容赦を。。。簡単なあらすじ「子供」が飛行機に乗って「戦争」をしている世界が舞台の物語です。本作では、戦闘機のパイロットである「僕」が、とある基地に配属されるところから始まります。飛ぶことをなにより楽しむ僕は、エー...

『ベルカ、吠えないのか?』

『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男第22回目の今回は、引き続き古川日出男さんの作品です。こちらも最初に読んだときはアザラシが大学生だったので、ちょっと前の作品ではあります。前回、まともな内容紹介をしなかったので、今回は真面目に、と思っております。。。簡単なあらすじ第二次世界大戦中、キスカ島から撤退した日本軍が置き去りにした4匹のイヌがいました。その後上陸したアメリカ軍によって4匹のイヌは発見される事...

『ハル、ハル、ハル』

『ハル、ハル、ハル』古川日出男第21回はアザラシが大学生の頃、片っ端からむさぼるようにして読んでいた古川日出男さんの作品です。そろそろ分かりやすいカテゴリ分けが困難になってきたので、いわゆる娯楽性を重視した典型的なカテゴリに分類されない文芸作品としての「“純”文学」ってカテゴリを作ってみました。もっと良いことばがあれば変更しようと思っていますが・・・。簡単なあらすじ『ハル、ハル、ハル』『スローモーショ...

『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』

『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』カルロ・ゼン前回、「次回は自分で選んだ本を」と言う事で、完全にアザラシ好みなSFエンタメ作品が第20回目の作品になりました。あのターニャ・フォン・デグレチャフ中佐御推薦とあっては読まない訳にはいかないでしょう。話の本筋とは関係がないので、デグレチャフ中佐が分からない、って方はスルーしてください。簡単なあらすじ地球人類が「商連」と呼ばれる異星人によって支配されている世界が...

『告白』

『告白』湊かなえ第19回目は映画化もされた本作です。他にも『Nのために』のようにドラマ化された作品もある湊かなえさんのデビュー作ですので、何を今更感があるかと思いますが、まぁお付き合いください。簡単なあらすじ「私の娘が死んだのは事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」中学1年生最後の終業式の日に、担任の女教師が生徒達に向かって「告白」する所から物語は始まります。女教師は実名こそ明かさな...

『星兎』

『星兎』寮美千子第18回目は、前回からタイトルが「星」つながりの本書です。タイトルだけでなく内容も『星の王子さま』と共通するテーマを扱っていて、帯には「宇宙一せつない、物語。」というコピーが記されていました。出版は1999年。こちらもアザラシが高校生の時に購入した本です。簡単なあらすじバイオリンのレッスンをさぼって街を歩いていた少年、ユーリは突然現れたうさぎと出会います。人と同じくらいの大きさで、人のこ...

『星の王子さま』

『星の王子さま』サン=テグジュペリ 内藤濯訳第17回目は、意外とアザラシの身の回りに読んだ事がないって人が多く、それなら、ということで『星の王子さま』です。もちろん「アザラシの身の回りに」というだけなので偶然読んだ事がない人が多かっただけの可能性もあります。「アザラシの身の回りにいる人」というように、特定の集団を対象と選択した場合に生じる偏りを「選択バイアス」と呼びます。簡単なあらすじ飛行機にのって...

『彼女がエスパーだったころ』

『彼女がエスパーだったころ』宮内悠介第16回目の今回は、表題作を含んだ6編の短編がおさめられた本書です。カテゴリはSFとしていますが、テーマになっているのは「サイエンス」は「サイエンス」でも「疑似科学」でした。簡単なあらすじ「共時性」「超能力」「代替医療」等の「疑似化学」をテーマとして、それを追う記者である「わたし」の視点で語られる物語です。表題作である『彼女がエスパーだったころ』は、スプーン曲げで一...

『Everyday Ice cream 「僕の事好き?」って聞いたら「言わない」って恥ずかしそうに笑う君が好き』

『Everyday Ice cream 「僕の事好き?」って聞いたら「言わない」って恥ずかしそうに笑う君が好き』わたらいももすけ第15回目はアザラシがTwitterで注目しているわたらいももすけ氏のエッセイ集です。これまでの傾向からお察しとは思いますが、アザラシの大好物です。簡単な内容紹介写真家・映像作家・コピーライターと多分野にわたって活躍するわたらいももすけ氏が綴る、美しくて幸せになれることばが詰まったエッセイ集。「好き...